エミリーが忘れた日
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101: ◆AsngP.wJbI[saga]
2019/06/10(月) 23:37:40.76 ID:9pdDfgPfo
 
その後も数曲ずつ空けてエミリーの出演するステージは大盛り上がりを見せた。

“Princess be Ambitious!!”ときて“Eternal Harmony”、最後にはソロの“はなしらべ”。
どれも割れんばかりの歓声に包まれ、曲が終わればメンバーはエミリーに駆け寄り彼女の復活を祝った。

本人が望んだとはいえまたステージに立たせるのがあまりに急だったのではという心配もなかったわけではないが、
俺の不安を容易く払拭するかのようにエミリーは完全に以前どおりのパフォーマンスを披露してくれる。
結局俺には彼女にしてやれることなどほとんどなかったが、こういう結末を迎えられたのならなにも言う事はない。



『……私エミリースチュアート、ようやく戻ってまいりました。 今までたくさんのご心配をおかけした事をお詫びいたします……』

“はなしらべ”の演奏がおわり、エミリーはステージに一人残って改めてごヒイキ様方への挨拶の言葉を述べていた。
相変わらず、衣装のブーツを脱いで裸足になり、正座になったままでゆっくりと言葉を並べていく。


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