61: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/05/31(金) 22:54:27.02 ID:kcSV+mvpO
目に涙を浮かべるほど笑いながら、周子は声を震わせる。
「ダッサいなぁもう……Pさんって、いざという時締まらんよねー」
「自分でも嫌になるよ、本当に」
死にたい気分でそう応えると、周子はまた笑い転げていた。
恥ずかしさと情けなさにどっぷり浸かっていた俺だったが、少しずつ自分でもおかしくなってくる。
本当に……何なんだよ、『また今度』って。
堪えきれずに吹き出してしばらく笑っていると。
突然、柔らかく温かいものが俺の胸に飛び込んできた。
周子だった。
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