42: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/05/31(金) 22:41:38.05 ID:kcSV+mvpO
「……はいはい、ありがとな。俺がいつまでも売れ残ってた時は貰ってくれ」
「へへーん。予約済みってことで、よっろしくー」
子供の指切りのような下らない会話。それに胸を弾ませてしまう自分の浅ましさを、俺は恨んだ。
俺の苦々しい顔を見て周子はにまにまと笑っている。
彼女の白銀の髪が、安っぽい照明を反射して輝いていた。
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