ナナチ「いいか? オイラの言うことは絶対だぜ?」レグ「わ、わかった」
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/27(月) 22:52:58.86 ID:hLTkM85AO
「ぐぅっ!?」
「リコ!?」

あれから、どれだけ経っただろう。
レグには、何ヶ月にも、何年にも感じる。
しかし、実際にはほんの数分のことだ。
薬が効いて、リコは便意に悶えていた。

「これが、便意の力……!」

便意には、不思議な力がある。
時の流れすら歪ませる、強大なエネルギー。
もしかすると、力場が発生しているのかも。

それに苛まれながら、レグとリコは耐えた。

そこでふと、気づく。
耐える必要なんて、ない。
そうさ。それはそうだろう。
当たり前のことだ。

だって、出す為に処置をしたんだ。
その為に、初めてを奪い、初めてを捧げた。
その時の感触は、未だに唇に残っている。
そう、全ては、出す為に、やったことだ。

ならば、憂うことは何ひとつとして、ない。

「リコ! 出せ! 全部出すんだ!!」
「なぁっ!?」
「僕も……僕も一緒に、出すからっ!!」
「んなぁ〜っ!?」

レグの決意……もとい、ケツ意に。
涙目で抗議の悲鳴をあげる、ナナチ。
その切実な叫びは、誰にも、届かない。


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