ダイヤ「それは押し花の様に」
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8:名無しNIPPER
2019/05/25(土) 23:41:28.44 ID:9lPtmwgdO
バスの後を追って、私も徒歩で南下していく

くねくねと曲がるS字の道路のせいで、このあたりの道路は直線距離で考える以上にずっと時間がかかる

じりじりと照り付ける太陽は、私の長い黒髪に集まり、焼けるような熱を纏わせてくる

「この辺りまで、最後の方は走りましたっけ」

かつて、スクールアイドルであったころ、練習の一環にランニングが組み込まれていた

最初のころは学校の周りを一周するだけで殆どの者がへばっていたが、最終的には、それこそ先ほどまでいた淡島の前まで往復で走ることが度々有った

ランニングの距離の区切りという意味では、バス停は便利だった。走った距離を正しく把握できるし、順番にたどっていけば誰かが先行しすぎてもはぐれることがない


久しぶりに、走りだしてみようか。そんなことを私は思いつきました


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