千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/12(日) 22:35:13.70 ID:DoNfZkVt0
海未ちゃんがカモネギに掴まったまま、私を詰問してくるが、
「キリュリリュリシィィィィ!!!!!!!!!」
再び、威嚇の声をあげる、レックウザ。
海未「……言いたいことは山ほどありますが、今は先にレックウザですね。ことり!」
ことり「あ、うん……」
ことりちゃんは名残惜しそうに私から離れると、そのままチルタリスに飛び移る。
穂乃果「レックウザ、興奮してるだけだと思うんだけど……!!」
海未「わかっています! 龍神様は地方の危機に、姿を現したんですよね!?」
ことり「レックウザさん!! 異変はわたしたちが解決します……!! だから──」
ことりちゃんが説得の言葉を投げかけるが──
「キリュリリュリシィィィィィ!!!!!!!!」
再び大きな咆哮をあげて威嚇し、
「キリュリシィィィィ!!!!!!!」
周囲に二つほど巨大な“たつまき”を発生させる。
ことり「……っ!!」
海未「……話が通じる状態ではなさそうですね」
「キリュリシィィィィ!!!!!!!」
レックウザが再び声をあげると、発生した“たつまき”はレックウザの意に従うかのように、こちらに向かって飛び掛かってくる。
海未「穂乃果っ!! 片方は任せますよ!!」
穂乃果「わかった!!」
そういった直後、海未ちゃんは目を瞑り──
海未「……そこです、ストライク。“いあいぎり”!」
「ストラィッ!!!!!」
ストライクの一薙ぎと共に、“たつまき”が一つ掻き消える。
穂乃果「よし……私たちも!! リザードン!! “かえんほうしゃ”!!」
「リザァーーーードッ!!!!!!!!」
リザードンが口からありったけの炎を放射し、その火力だけで、無理矢理“たつまき”を吹き飛ばす。
海未「……相変わらずでたらめな戦い方ですね」
穂乃果「え? 海未ちゃんの方がとんでも技だと思うんだけど……」
海未「とにかく火力で押し切る穂乃果の戦い方は合理的ではありません!」
穂乃果「そんなこと言われても……」
海未「全く……これで本当に強いんですから、困ったものです……」
困られても困るんだけど……。
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