千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/12(日) 22:36:32.65 ID:DoNfZkVt0
「キリュリリュリシィィィィ!!!!!!!」
レックウザは已然、威嚇の声をあげ続けるけど……。
穂乃果「あんまり、突っ込んでこないね……」
ことり「うん……驚かして追い払おうとしてる感じかも」
海未「……試しているんではないでしょうか」
穂乃果「試してる……?」
海未「今の私たちが……龍神様の力を借りずとも、この危機を振り払えるだけの力を持っているのかを、です」
「キリュリシィィィィ……!!!!」
海未ちゃんの言葉にレックウザが唸り声をあげる。
穂乃果「……そういうことなら、遠慮なく……!! ピカチュウ!!」
「ピカッ!!!!」
リザードンの頭の上に立つ、ピカチュウのほっぺの周りにパチパチと火花が走り、
それに呼応するように、周囲の雲が──ゴロゴロと、音を立て始める。
「ピカッ!!!!!」
ピカチュウが鳴き声と共に、周囲の雲から一気に雷撃が光る。
穂乃果「ピカチュウ!! “かみなり”」
「ピッカァーーーーッ!!!!!!!!!」
周囲一帯を巻き込む、強力な雷撃が、
「キリュリシィィ!!!!!!!」
レックウザを巻き込みながら、周囲に雷鳴と稲光を轟かせる。
「キリュリィ……!!!!!!」
雷撃に撃たれながらも、レックウザが反撃の意を示す。
周囲の空気を掌握し、そのままこちらに向かって、
「キリュリリュリシィィィィ!!!!!!!!!」
分厚い空気の壁をこちらに向かって飛ばしてくる。
──だが、
その空気の壁は私たちの前方で二つにわかれて、避けるように掻き消える。
「ティニ……!!!!!」
私のポケモンの炎熱エネルギーによって……!!
穂乃果「ビクティニ!! “かえんだん”!!」
「ティニィッ!!!!!!!」
ビクティニが作り出した巨大な火炎の弾が、レックウザに向かって飛び出す。
「キリュリリュリシィィィィ!!!!!!!!!」
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