千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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71: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/12(日) 17:32:42.90 ID:DoNfZkVt0


千歌「──ん……」


──何か夢のようなものを見ていた気がする。

クロサワの祠から、開けてもらったホールを潜り抜けて、この場に辿り着くまで、

一瞬──永遠のような夢の中で……何かお話を聞いていた気がする。

──私は目を開いた。


千歌「──ここが……」

ルビィ「……やぶれた世界」


ルビィちゃんと二人で辺りを見回す。

そこは異様と言う他ない空間だった。

地面は浮き、その下には空が見える。

壁は床で、床は天井、天井は床になっている。

滝は下から上に落ちていて、見えない足場が見える。

自分でも何を言っているかわからないけど、“そう”なのだ。

ただ、それがおかしいものだとは何故か感じない。

この世界ではそれが常識だと言うことが感覚的にわかる。そんな世界。


ルビィ「千歌ちゃん」

千歌「……うん、進もう」


私たちはこの不思議な空間を進んでいく……。





    *    *    *





──やぶれた世界、奥部。


 「──ギシャラーーーーー」


見たこともないポケモンが周囲の足場の周りを高速で飛んでいる。

そのポケモンに向かって、


聖良「プテラ!! “ストーンエッジ”!!」
 「プテァァァ!!!!!!」


聖良が攻撃を撃っている。


果南「聖良っ!! これ以上、そのポケモンを狙わないでよ!!」

聖良「そういうわけには行きません。この世界の掌握はギラティナあってこそなんですから」


さっきからギラティナと呼ばれたポケモンを追い回している。

私はそんな聖良を壁を走りながら追いかけている。


聖良「巻き込んでしまったのは謝りますが、果南さんこそ邪魔をしないで貰えませんか?」



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