千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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70: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/12(日) 17:30:44.10 ID:DoNfZkVt0

女王様の輝きの力で、大きく成長した居心地の良い大樹は、何時しか龍が棲み付き

その龍が大きな啼き声と、音で、人々とポケモンを見守っていたため、この一帯は“オトノキ”と呼ばれるようになりました。


平和な平和な地方でした。

発展し、より広く、多くの場所に人間が住む場所を移し、大きく広がっていきました。

それは本当に広く

……女王様の癒やしの光が届かない場所までも、広く拡がっていきました。


ですが、あるとき、光の届かない場所で、人々は気付いてしまいました。

あの光の美しさに。あの光の温かさに。あの光の尊さに。

次第に光の届かない場所の人々は、光を奪い合うようになりました。

絶えず争いが起きました。

そして、ついに光の源である、メレシーたちとその女王様を独り占めにしようとする人間が現われたのです。


女王様はその人間の穢れた心に、酷く哀しみを覚え。

世界の裏側へと、その姿を隠してしまいました。

女王様が身を隠すと、輝きはどんどんと小さくなっていき

こうして何時しか、世界から、美しい宝石の輝きが失われたのでした……。


姿を隠した女王様は、今でもこっそりと地方を見守っています。

女王様は直接、姿を現すことは滅多になくなりましたが

信頼出来るメレシーと、選ばれた巫女の前だけは

自分の気持ちを伝えに現われることがあるそうです──。





    *    *    *





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