千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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424: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/18(土) 00:01:00.34 ID:x2+V1vVn0

そこを通して外から、果南ちゃんの声が聞こえてる。


千歌「どうにか……ね……っ」

果南「……まだやる?」

千歌「もちろん……っ……!!」

果南「そ。……それ聞いて安心した……!!」
 「ラァァーーーグッ!!!!!!!」


ラグラージの鳴き声、そして穴の先から、ラグラージの大きな拳が再びみずエネルギーを充填している姿が見える。


果南「ラグラージ……行くよ!!!!」
 「ラァァァァァァァァグッ!!!!!!!!!!!」


──“アクアハンマー”が来る……!!


 「バクフ」


バクフーンが小さく鳴いて、私の方を見る。


千歌「大丈夫……」


私は傍らのバクフーンを撫でた。


千歌「……私は最後まで、諦めない」


勝負が完全に決着する、その瞬間まで。


 「バクッ」


バクフーンが頷く。


千歌「いつだって……二人で励ましあって……最後まで戦ってきたもんね……」
 「バクッ!!!!」


バクフーンの背中から爆炎が噴き出す。


千歌「懐かしいね、この状況……まるで、キミがヒノアラシだったとき、初めてクロサワの入江で出会ったときみたいだね……」
 「バクフッ!!!!!!」


あのときは私は外にいたけど、


千歌「今は……一番そばで一緒に戦ってるね……」
 「バクフッ!!!!!!!!!!」


背中の炎が一気に火力を増す。


千歌「──私のことは気にしなくていいっ!!!!! 全力の炎でぶっ飛ばせ!!!!!!」
 「──バクフーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

果南「ラグラージ!!!! “アクアハンマー”!!!!!」
 「ラァァァァァァグッ!!!!!!!!!!!!」

千歌「バクフーン!!!!!! “ふんか”!!!!!」
 「バクフゥゥゥゥゥゥーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!」


上から迫る、水撃の拳と、下から噴き出す、業火の炎がぶつかり合う。



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