千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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423: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/18(土) 00:00:06.73 ID:x2+V1vVn0

千歌「……行くよ……!!」
 「バクッ!!!!!!」


──私はバクフーンと一緒に走り出す。


果南「! まだ動けるのか……!!」
 「ラァァーーグッ」

果南「“アクアハンマー”は自分への反動もでかいから何発も連発出来ないし、チャージも必要だから無防備になる……一発で仕留めたかったんだけど」

千歌「“かえんほうしゃ”ァ!!!」
 「バクフーーーーッ!!!!!!」


バクフーンから噴き出す火炎。

だが、


 「ラグッ!!!!!」


またラグラージが拳で掻き消す。


千歌「っく……!!」

果南「……こうなったら、動き封じてもう一回やるしかないよね!!」

千歌「!?」

果南「“じしん”!!!」
 「ラァァーーーーグッ!!!!!!!!」


ラグラージが両の拳を思いっきり地面に叩き付け、床を粉砕しながら、大地を大きく揺する。


千歌「ぐっ!!?」
 「バクフッ!!!」


バクフーンともどもバランスを崩す、そこに向かって更に──


果南「“いわなだれ”!!!」
 「ラァァァーーーーグッ!!!!!!!」


粉砕した床を構成する岩石が雪崩れのように襲ってくる。


千歌「……!!!」


もうすでに満身創痍の私たちは避けることもままならず──

“いわなだれ”に飲み込まれる。


千歌「──ぐ……」
 「バク、フーーーンッ……!!!!!」


気付くと、

バクフーンが私の上に覆いかぶさるようにして、岩から庇ってくれていた。


千歌「バク、フーン……あり、がと……」
 「バク……」


周囲は岩に飲まれ、ほとんど身動きが取れない。

岩がない部分は天に一箇所だけ小さく見える穴だけだ。


果南「──千歌、生きてる?」



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