千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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422: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 23:56:38.46 ID:dd6+2abs0

果南「全部のみずのエネルギーを──拳に集めろ!!!」


どんどん、みずのエネルギーがラグラージの拳に集束していくのが目に見えてわかる。


千歌「……!!」


──あ、ヤバイ。

脳が警鐘を鳴らし始める。

この技はヤバイ。

直感でわかった。


果南「──ぶっとばせぇぇぇぇ!!!!!! “アクアハンマー”!!!!!!!」
 「ラァァァァァァァァァグッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」



──…………。

…………。


千歌「…………?」


気付いたときには、空が見えた。


千歌「な、にが……」


全身が痛い。

どうにか身を起こすと、


 「バ、ク……ッ」


バクフーンが倒れている。

バトルフィールドの奥の方で戦っていたはずなのに──私たちはフィールドの入口辺りに居た。


千歌「吹っ飛ば……された……っ」


遠くに居るラグラージに目をやると、


 「ラ、グ……ラグゥ……!!!!」


息を切らしたラグラージ、そしてそのラグラージの前方は爆弾でも落ちてきたのかとでも言わんばかりに、ラグラージの拳が炸裂した場所を中心に半球状に床が抉り取られている。


千歌「何、その……威力……っ」


ラグラージへの反動も大きいようだが、本当にとんでもない威力の技だった。


果南「ピカチュウの“ボルテッカー”を拳だけに集めて放つ技“ボルテッ拳”……それを参考にして作った技。本来“アクアテール”で使うエネルギーを“アームハンマー”に集束して、ね。……私たちだけのこの技に付けた名前は──“アクアハンマー”」


──のしのしと前方からラグラージが歩いてくる。


千歌「っ゛……バクフーン……っ!! 立てる……っ……?」
 「バ、クフーーーンッ……!!!!!」


バクフーンが力を振り絞り立ち上がる。



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