千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/17(金) 23:52:29.84 ID:dd6+2abs0
ラグラージの腕を爆発する拳で弾き飛ばす。
──バクフーンの特徴……それは爆発する体毛だ。
これは火力の調整にも使っているし、バクフーンの戦いにはそもそも密接な要素だ。
もし、この爆発を一点に集中できたら……?
そう、
千歌「近接攻撃で火力が出せる!!」
「バァァーーーークッ!!!!!」
バクフーンが続け様に拳を振るう。
果南「なるほどね!! 次から次へと、よく考えるね!!」
「ラァァァーーーグッ!!!!」
ラグラージも再び拳で空を穿つ。
──ボゥンッ!!!
また、爆発する拳と相殺し合う。
二匹が超火力の拳を打ち付けあう。
千歌「──そこ!!」
──ボゥンッ!!!
千歌「──そこだっ!!」
──ボゥンッ!!!!
連続で攻撃の芯を見抜かないといけないのに果南ちゃんは何度も攻撃を連打してくるため、まったく休む暇がない。
果南「いいね、そういう風に新しい可能性を考えるの!!」
千歌「はぁ……!! はぁ……!!!」
果南「私も昔、チャンピオンと戦ったとき、誰も使ったことないような、見たことも聞いたこともない技でやられたこと、思い出すよ!!」
千歌「ぐ……っ!!! ──そこぉっ!!!」
──ボゥンッ!!
果南「結局一度も勝つことが出来ないまま、あの人はチャンピオン辞めてどっかに行っちゃったけどさっ!! でも、お陰で私も、あの人と同じように自分たちだけの技を……見つけたんだ!!」
千歌「自分たちだけの……!!! 技……!!?」
今、打ち合うのでも精一杯なのに、まだ上があるの……!?
一瞬ラグラージの攻撃が止み、
「バクッ!!!!!!」
──ボゥンッ!!!!
バクフーンの爆炎拳が突き刺さる──が、
「ラァァァァグッ!!!!!!!」
ラグラージは──ズン!! と、震脚しながら攻撃を堪える。
と、同時に──
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