千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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419: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 23:48:26.06 ID:dd6+2abs0


千歌「バクフーン──」


集中する。

炎を一点に集中して打ち出す、この技。


千歌「“ひのこ”!!」
 「バクフッ!!!!!!」


集束された炎が一直線に飛んでいく。


果南「打ち返せ!!!」
 「ラァグッ!!!!!!」


ラグラージは拳を真っ直ぐ叩き込み──


千歌「いっ!!!?」


完璧に“ひのこ”を打ち返してくる。


千歌「わわわっ!!?」
 「バクッ!!!!」


私は咄嗟にバクフーンの身体に掴まり、直後バクフーンが走り出す。

──ドンッ!!!

私たちが今さっきいた場所に跳ね返ってきた“ひのこ”が炸裂し、爆ぜる。


千歌「な、なんで打ち返せるの!?」

果南「ラグラージはパワーがあるからね!!」

千歌「それだけで出来るわけないでしょ!!?」


たぶん、果南ちゃんはデタラメに攻撃を撃ってるだけじゃなく、あらゆる攻撃の精度がいいんだ。

高速・超威力の拳を振るいながら、“ひのこ”を芯で捉え、エネルギーのロスなく打ち返している。

ここまで必殺技を使い続けてきてわかったことだけど、完璧に攻撃が当たると、飛んで来た攻撃そのもののパワーを減衰させることなく綺麗に跳ね返すことも出来そうだとは思っていた。

それをいとも簡単やってくるとは思わなかったけど、


千歌「打ち返してくるんだったら、“ひのこ”で戦うのは向いてない……なら、“だいもんじ”!!!」
 「バクフーーーーッ!!!!!!!!」


私を乗せて駆けながら、バクフーンが大の字の業炎を噴き出す。


果南「ラグラージ!! 構わず、ぶん殴れ!!」
 「ラァァーーーグッ!!!!!!!」


ラグラージが力任せに拳を振るうと、“だいもんじ”すらも一発で掻き消されてしまう。

そして、そこからの反撃、


果南「思いっきり、振りかぶれ!!!」
 「ラァァァーーーァグッ!!!!!!!!」


ラグラージが空を拳で殴ると──


 「バクッ!!!!!?」
千歌「うぇぇ!!?」



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