千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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408: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 23:28:22.95 ID:dd6+2abs0

撃ち出される、水砲。

そこに向かって一直線に、


千歌「突っ込めぇぇ!!!!」

 「ピィィィィィ!!!!!」


ムクホークは錐揉み回転しながら、“ハイドロポンプ”に突っ込み、

──撃ち出された激流の中を強引に突き抜け、一直線にキングドラに向かって落ちていく。


果南「うわっ、脳筋!?」

千歌「果南ちゃんに言われたくないよ!?」

 「ピィィィィ!!!!!!」

 「グ、ドラッ!!!!!!」


そのまま、“すてみタックル”が水面のキングドラに直撃する。

だが、威力をかなり“ハイドロポンプ”に殺されていたのか、全然致命傷になっていない。

もちろん、それは織り込み済みだ。

目的はあくまで肉薄。


 「ピィィィィ!!!!!!!」

 「グドラッ!!!?」


ムクホークは猛禽の爪を食い込ませながら、キングドラを掴み、持ち上げる。


果南「!!」

 「ピィィィィィ!!!!!!!!!!!!」


甲高い鳴き声をあげて、気合いを入れながら、力強く羽ばたき、キングドラごと、一気に上空まで上昇していく。


果南「!? ま、まさか!!?」


天高くまで昇ったムクホークは、傍を落ちている滝よりも更に高高度で上昇したのち、

サマーソルトをして、地面に向かって急降下を始める。

重力のパワーを借りた、“すてみ”の一撃、


千歌「“いのちがけ”!!!!」

 「ピィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!」


──ズドォォンッ!!!!! とド派手な音を立てて、ムクホークがキングドラもろとも、地面に落ちてくる。


果南「!! キングドラ!!」


その衝撃に、地面に亀裂が入り、砕けた地面が砂煙となって巻き上がる。

それが晴れると──


 「グ、ドラ……」

 「ピィィ……」


ムクホークとキングドラは気絶していた。

出来ればこのタイミングで道連れ技で自分の手持ちを減らしたくなかったけど……一方的にやられるよりは何倍もマシだ。



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