千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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407: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 23:26:02.42 ID:dd6+2abs0

ゆっくりではあるが、ヌオーが“たきのぼり”でフローゼルを追いかけ始めている。

もしこのままの状態で上側のフロアにヌオーが辿り着いてしまえば、お互いフローゼルにもヌオーにも指示が出来ない状態になってしまう。

五分の状態になれば、結局パワー負けすることが目に見えている。

だが、もうフローゼルは指示が届かない場所まで上昇してしまっている。

かえって、逃がしたことが仇になった。

気付いて、引き返してくれればいいけど……。いくらなんでも、それは都合が良すぎる。

とにかく……。

空中を旋回する、ムクホークに視線を戻す。


 「ピィィィィ!!!!!!」


高速で飛び周りながら指示を待つムクホーク。

高速軌道で回避体勢の今、どうにか次の作戦を考えなくちゃ──


 「──ピィィィィ!!!!!!?」

千歌「え!?」


ムクホークの悲鳴があがる。

原因は──見ていたからわかる。


 「グドラッ……!!!!」


キングドラによる狙撃だ。


千歌「ムクホークッ!!」

 「ピ、ピィィィィ!!!!!!!」


ダメージは負ったものの、どうにか無事で安堵する。

だが……。


千歌「あの動き回ってる、ムクホークを狙い撃ちしたの!!? 下から!!?」

果南「キングドラは“スナイパー”だよ。あれで回避してるつもりなの?」


果南ちゃんが得意気に言う。


 「グドラ……!!!」


キングドラが再び狙いを定めてくる。

──もうダメだ、考えてる暇がない。


千歌「“すてみタックル”!!!」

 「ピィィィィ!!!!!!!!!!」


避けられないなら、“すてみ”で戦う他ない。

ムクホークが十八番の突進攻撃で、空から一直線にキングドラに向かって急降下する。


果南「“ハイドロポンプ”!!!」

 「グドラァーーー!!!!!!!」



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