千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/17(金) 23:24:24.57 ID:dd6+2abs0
果南ちゃんは私の作戦の意図を汲んだのか、すぐさまボールを放る。
新手のようだが、構うもんか、
千歌「ムクホーク全力離脱──」
一気に上昇しようとした瞬間──
「ピィィィィ!!!!!!?」
千歌「!!!?」
ムクホークが何かの攻撃を食らって、
千歌「わぁぁぁっ!!!!?」
脚を掴んだままの私もろとも、吹っ飛ばされる。
回る視界の中、攻撃の飛んできた方向を、どうにか確認すると、
「グドラ……!!」
千歌「キングドラ!!!?」
果南「キングドラ!! もう一発、“ハイドロポンプ”!!」
「グドラッ!!!!!」
千歌「っ……!! “オウムがえし”!!!」
「ピ、ピィィィィィ!!!!!!」
飛んで来る、“ハイドロポンプ”を強引に真似て返す──が、
ムクホークから飛び出した水砲はキングドラのものに簡単に掻き消され、そのまま“ハイドロポンプ”が迫ってくる。
相殺するには威力が全然足りない。
千歌「くっそ……!!!」
私は咄嗟に、ムクホークから手を放し、受身を取りながら地面に着地する。
身軽になった、ムクホークが“こうそくいどう”で急上昇し、
キングドラの攻撃は今度はどうにか掠る程度で済んだ。
果南「そう易々と、空に逃がすと思う?」
千歌「ぐ……!!」
その口振りから、やはり果南ちゃんは空までは追って来れないようだが、空に逃がさないように対策を打ってくる。一筋縄では行かない。
さらに気付くと、
「ヌオーー」
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