千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/17(金) 23:12:39.62 ID:dd6+2abs0
フローゼルも池から飛び出し、岸からあがった瞬間、
「ボンボンボンッ!!!!!!」
ニョロボンがクロールをしながらとてつもない勢いで二匹に迫る。
千歌「! フローゼル!! “れいとうビーム”!!」
「ゼルゥッ!!!!!」
咄嗟にニョロボンが泳ぐ池に向かって、“れいとうビーム”を放つ。
冷凍光線は一気に池を凍結し──
「ボン……ッ!!!!」
泳ぐニョロボンごと、こおりづけにするが──
果南「“ばかぢから”!!!」
「ボォォンッ!!!!!」
果南ちゃんが指示を出すと、ニョロボンの全身の氷にヒビが入り、
千歌「う、うそっ!!?」
それどころか、
──バキバキバキ!!! と大きな音を立てながら、池に張った分厚い氷がニョロボンを中心にヒビが入り、割れ砕ける。
果南「氷なんて、誰でも気合いで砕けるよ!!」
千歌「そんなの果南ちゃんだけだよっ!!?」
なんて力任せな戦い方だ。
今まで戦ったどんなトレーナーよりもパワーに特化した強引な戦法だ。
千歌「っく!! フローゼル!! “ハイドロポンプ”!!」
「ゼルゥゥゥーーーー!!!!!」
水中のニョロボンに向かって、激流による攻撃で牽制するが、
果南「ヌオー!!」
「ヌオーー」
その二匹に間に放たれる、果南ちゃんの二番手、ヌオーが“ハイドロポンプ”を真っ向から防ぐ壁になる。
しかも──
「ヌオーー♪」
千歌「き、効いてない!? というか、吸収してる!?」
“ハイドロポンプ”はヌオーに当たった傍から、どんどんとヌオーの肌に吸収されていく。
果南「ヌオーの特性“ちょすい”は水を一切通さず吸収するよ!」
千歌「……っ」
そして、ヌオーのフォローで自由になったニョロボンが、
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