千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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40: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/12(日) 06:06:25.62 ID:DoNfZkVt0

ダイヤ「“リフレクター”!!!」
 「メレッ!!!」


今度は物理攻撃を弾く障壁を作り出す。

ディアルガの脚は壁で止まっていた“はどうだん”を踏み砕き破裂させ、“リフレクター”によって、止まる。

──だが、そのまま、何度もガンガンと前脚を叩き付けてくる。


ダイヤ「これは、“じだんだ”ですか……!?」


爪を立てながら、何度も“リフレクター”に脚を叩き付けている。

さすがに、これ以上の定点防御は持たないかもしれない。

そう思いボルツを引かせようとしたとき。


ダイヤ「……!!」


ディアルガの背後に鞠莉さんの姿を認める。

あの人……いい方法があるって言いながら、こっそり後ろから忍び寄る方法を取ったのですか……。

まあ、しかし。単純ながら悪い方法ではありません。

この入り組んだ入江の中でなら、その効果は何倍にも膨れ上がる。

ディアルガの背後の鞠莉さんが左手にボールを構えた。

──その瞬間。

ディアルガが尻尾を振るって──鞠莉さんの左肩より先を吹き飛ばした。


ダイヤ「……え?」


“リフレクター”の先で、鞠莉さんが左肩から大量の血液を噴き出して倒れる。


ダイヤ「……は……?」

 「ディガ……」


ディアルガは一瞬、背後の鞠莉さんを一瞥したが、


 「ディガァァァァッッ!!!!!!!」


背後の鞠莉さんが動かないことを認識すると、再び“リフレクター”を破壊しようと前脚を撃ちつけ始める。


ダイヤ「え……っと……な、何かの冗談……ですわよね……」


ディアルガの四本の足の隙間から見切れているのは、肩から先を吹きとばされ、大量出血しながら倒れている幼馴染の姿。


ダイヤ「鞠莉さん……嘘……ですわよね……?」


わたくしは思わずヘタリ込む。

助けにいかないと。

頭の中でそんなワードが浮かんでくる。

ただ、頭に行動が浮かんでは来るものの、何が起きたかを頭が受け入れてくれない。

そんなわたくしの動揺を知ってか知らずか、ディアルガの攻撃はどんどん激しくなっていく。

いや……。


 「ディガァァァァァァ!!!!!!! ディガァァァァァァ!!!!!!!」



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