千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/17(金) 18:51:01.89 ID:dd6+2abs0
いいタイミングでバクフーンが私の元に戻ってくる。
千歌「バクフーン!! やるよ!!」
「バクッ!!!」
──集中。
千歌「……ふぅー……」
──拡がらないように──
── 一点に向かって──
──炎を通す──
イメージは──
千歌「……針のように──」
「バクフ……ッ!!!!」
「ケンキッ!!!!!」
海未「“メガホーン”!!」
ダイケンキが“アクアジェット”のスピードを載せたまま、ツノを突き立ててくる。
そのツノの頂点に向かって──指差した。
千歌「──“ひのこ”!!」
「──バク!!!」
限界まで細く、集束した炎が飛び出し──
海未「……!」
ダイケンキのツノの先から、貝殻の兜を貫き進み──
──ボンッ!!!! と音を立てて、ダイケンキの鎧の内側で爆発した。
「ケ、ンキッ……」
急に頭部に──しかも、兜の内側に爆発を食らったダイケンキは、白目を向いて、その場で気絶した。
海未「……あえて大きな火力の技ではなく、技の威力を絞って、一点を貫く精度を上げた……ということですね」
海未師匠はダイケンキをボールに戻しながらそう言う。
海未「行きなさい!! ストライク!!」
「ストライーク!!!!」
前に出てきた二匹目、ストライクは、その場で“きあいだめ”を始める。
千歌「バクフーン!! もう一発……“ひのこ”!!」
「──バクッ!!!!」
バクフーンが先ほど同様、鋭く“ひのこ”を放つ──が、
海未「──二度も通用すると思ってるんですか?」
「ストライ──」
ストライクが構え、
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