千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/17(金) 17:37:49.49 ID:dd6+2abs0
「ガァァァァァブッ!!!!!!!」
音速で飛びながら、掬い上げられるように打ち上げられたガブリアスは──
──ドゴンッ!! と大きな音を立てながら、背後の壁面に激突し、
「ガ、ァ、ブ……」
ついに気絶して、やっと大人しくなった。
千歌「や、やっと倒せた……」
「ワフッ」
ツバサ「戻りなさい、ガブリアス」
残るはお互いトリミアンのしいたけとメガボーマンダ。
ツバサ「ボーマンダ!! “すてみタックル”!!」
「マンダァッ!!!!!!!」
ボーマンダが飛び出す。
千歌「しいたけ! “コットンガード”!!」
「ワフッ!!!!」
しいたけの得意技、“コットンガード”でしいたけが一気にもふもふと膨張していく。
──ドガスンッ と音を立てながら、ボーマンダが激突してくる。
「ワ、ワォッ!!!!!」
強烈な突進に無傷まではいかないものの──しっかりと受け止める。
「ワンッ!!!!」
頭を振るって、ボーマンダを追い払う。
ツバサ「! ボーマンダの攻撃を真っ向から受け止めるなんて、とてつもない防御力ね……」
千歌「それがしいたけの自慢なんで!」
ツバサ「でも、受け止めるだけじゃ、勝てないんじゃない?」
確かに、攻撃を受けるだけじゃ、ダメージは与えられない。でも……。
千歌「そうでもないですよ!」
ツバサ「……? 何言って……」
ツバサさんが訝しげに顔を顰めていると、
「マン、ダ……ァッ……」
ツバサ「!? ボーマンダ!?」
ボーマンダは苦しげな表情をしている。
ツバサ「何!? こ、これは……どく状態!? いつの間に……!?」
千歌「さっき、攻撃を突き刺したときに……毒を注入しました!」
ツバサ「突き刺した……? ……ルカリオの骨か……!!」
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