千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/17(金) 17:39:07.67 ID:dd6+2abs0
──そう、ルカリオはただ怯ませるためだけに骨の形を変えて突き刺したわけじゃない。
あの骨を刺したのは、“どくどく”を決めるためだ。
千歌「そして、しいたけの防御力でボーマンダが力尽きるまで凌ぎきれば、私たちの勝ち!!」
「ワォンッ!!!!!」
ツバサ「……なるほど。なら、もう残された選択肢はシンプルね!!」
「マンダ……ァッ!!!!!!」
ツバサ「ボーマンダ!! “げきりん”!!!」
「マンダアアアアアァァァァァァ!!!!!!!!!!!」
ボーマンダが怒りのエネルギーを解放して突っ込んでくる。
千歌「“コットンガード”!!!」
「ワッフゥッ!!!!!!」
さらにしいたけがもこもこと毛皮を増やして、防御を増す。
そこにボーマンダが突っ込んできて、爪や、尻尾、翼に、頭とあらゆる部位でめちゃくちゃに攻撃を仕掛けてくる。
「ワッフッ!!!!!!」
「マンダ、アァァァァアァァ!!!!!!!!!!!!」
ツバサ「攻撃を受けきれずトリミアンが倒れるのが先か!! もうどくが回ってボーマンダが力尽きるのが先か!!! 勝負!!」
盾と矛が全力でぶつかり合う。
メガシンカのパワーを載せた攻撃が、何度もしいたけに叩き付けられる。
「ワッフッ……!!!!」
いくら防御が高いとは言え、至近距離で全力の攻撃を叩き込まれ続けるのは、さすがにかなりのダメージを貰う。
千歌「しいたけ!! 頑張って!!」
「ワォーーンッ!!!!!!」
ツバサ「ボーマンダ!!! 怒りのパワーを全力でぶつけなさい!!」
「マンダアァァァアァァァァァッッ!!!!!!!!!!!」
もうここまで来たら、本当に攻撃と防御の力比べ。
「ワフッ!!!!!」
「マンダアァァァァッ!!!!!!!!!」
防御を続けるしいたけ、暴れるボーマンダ、
不意に、
──ガスン、
「キャゥンッ!!!!!?」
その内の一発が偶然、しいたけの急所を捉えてしまった。
千歌「しいたけ!!?」
しいたけの体が揺れる。
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