千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/17(金) 15:53:25.69 ID:dd6+2abs0
キュウコンを飲み込む。
絵里「キュウコン!!?」
千歌「いっけぇぇーーーーー!!!!!」
膨れ上がった爆炎が全てを飲み込んでいく。
……爆炎が晴れた先で、
「コ、コーーン……」
煤まみれになったキュウコンが倒れていた。
千歌「……はぁ……はぁ……よしっ!!」
キュウコンを押し切った。
絵里「く……!!」
だが、
「バ、クフ……」
バクフーンは──ぷすぷすと音を立てて、背中から煙を立てている。
全ての炎を出し切ってしまったせいで、もう炎が出せなくなってしまった。
絵里「……まさか、あそこからキュウコンを倒すなんて思ってなかったわ……。でも」
「シア……!!!」
絵里「まだ、私にはグレイシアが残ってる……炎が使えなくなったバクフーンに、負けるなんてことはさすがにないわ」
千歌「…………」
絵里「……終わりよ、グレイシア、“れいとうビー──」
グレイシアが“れいとうビーム”を撃とうとした瞬間──
「ワォッ!!!!」
絵里「!?」
グレイシアの足元から飛び出す真っ白な影、
絵里さんが目を見開いた。
絵里「──“あなをほる”!!!?」
千歌「しいたけ!!! “ギガインパクト”!!!!」
「ワォンッ!!!!!!」
穴から飛び出した、しいたけが、グレイシアを真下から最大の攻撃力で突き飛ばした。
「シアァァ!!!!?」
とてつもない勢いで全身をぶつけられたグレイシアは、そのまま天井に身体を打ち付け、
「……シ、ア……」
──ドサッと音を立てながら、床に落下したのだった。
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