千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/17(金) 15:51:49.59 ID:dd6+2abs0
飛び掛ってきた、サンドパンのボディに向かって──
「ドパンッ!!!?」
しいたけが思いっ切り“ずつき”を叩き込む。
反撃されると思っていなかったのか、自分の飛び掛かる速度を逆に利用された一撃に、サンドパンは大きなダメージを負って雪の上を転がる。
そのまま、転がったサンドパンが何かにぶつかる。
千歌「……!!」
恐らくそのぶつかったのは、
千歌「バクフーン!! “かえんぐるま”!!」
「──バ、ックフゥゥゥ……!!!!!!!」
バクフーンだ。
「ド、ドパァァァンッ!!!!!?」
一気に加熱し、バクフーンは自分の身に火炎を纏って、サンドパンを巻き込みながら、氷を溶かして復活する。
千歌「バクフーン!!! ありったけの炎で!!! やるよ!!!」
「バクフゥーーーーー!!!!!!」
千歌「“ふんえん”!!!」
「バクフゥゥーーーーー!!!!!!!」
バクフーンの全身から、超高温の噴煙が噴き出す。
この技は味方を巻き込むから使うのを躊躇していたが、もうここまで来たら関係ない。
全身の炎熱エネルギーを一気に放出して、周囲の雪や氷を溶かしていく。
千歌「ここで炎を使い切るつもりで!!!! 一気に燃え上がれぇ!!!!」
「バックフゥゥゥゥゥーーーーーーンッ!!!!!!!!!!」
千歌「“もえつきる”!!!」
バクフーンを中心に、なにもかも顧みずに発する超高熱が、周囲の“ふぶき”を一気に吹き飛ばす。
絵里「……なっ!!?」
晴れた先で絵里さんが驚いた表情をしていた。
急な超熱波がフィールド全体を一気に覆い尽くす。
絵里「ぐっ!!!? なんて、熱量!!?」
「コーンッ!!!!!」
千歌「一気に全部焼き尽くせ!!!」
「バクフゥゥゥゥーーーー!!!!!!!!!!!!」
爆炎が絵里さんたちに向かって拡がっていく。
絵里「!! キュウコン!! “ぜったいれいど”!!」
「コーーーーーンッ!!!!!!」
キュウコンが全てを凍て付かせる冷気を放つが──
バクフーンの全てを掛けた爆熱はそれを上回り。
「コ、コーーーンッ!!!!!?」
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