千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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364: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 15:51:49.59 ID:dd6+2abs0

飛び掛ってきた、サンドパンのボディに向かって──


 「ドパンッ!!!?」


しいたけが思いっ切り“ずつき”を叩き込む。

反撃されると思っていなかったのか、自分の飛び掛かる速度を逆に利用された一撃に、サンドパンは大きなダメージを負って雪の上を転がる。

そのまま、転がったサンドパンが何かにぶつかる。


千歌「……!!」


恐らくそのぶつかったのは、


千歌「バクフーン!! “かえんぐるま”!!」
 「──バ、ックフゥゥゥ……!!!!!!!」


バクフーンだ。


 「ド、ドパァァァンッ!!!!!?」


一気に加熱し、バクフーンは自分の身に火炎を纏って、サンドパンを巻き込みながら、氷を溶かして復活する。


千歌「バクフーン!!! ありったけの炎で!!! やるよ!!!」
 「バクフゥーーーーー!!!!!!」

千歌「“ふんえん”!!!」
 「バクフゥゥーーーーー!!!!!!!」


バクフーンの全身から、超高温の噴煙が噴き出す。

この技は味方を巻き込むから使うのを躊躇していたが、もうここまで来たら関係ない。

全身の炎熱エネルギーを一気に放出して、周囲の雪や氷を溶かしていく。


千歌「ここで炎を使い切るつもりで!!!! 一気に燃え上がれぇ!!!!」
 「バックフゥゥゥゥゥーーーーーーンッ!!!!!!!!!!」

千歌「“もえつきる”!!!」


バクフーンを中心に、なにもかも顧みずに発する超高熱が、周囲の“ふぶき”を一気に吹き飛ばす。


絵里「……なっ!!?」


晴れた先で絵里さんが驚いた表情をしていた。

急な超熱波がフィールド全体を一気に覆い尽くす。


絵里「ぐっ!!!? なんて、熱量!!?」
 「コーンッ!!!!!」

千歌「一気に全部焼き尽くせ!!!」
 「バクフゥゥゥゥーーーー!!!!!!!!!!!!」


爆炎が絵里さんたちに向かって拡がっていく。


絵里「!! キュウコン!! “ぜったいれいど”!!」
 「コーーーーーンッ!!!!!!」


キュウコンが全てを凍て付かせる冷気を放つが──

バクフーンの全てを掛けた爆熱はそれを上回り。


 「コ、コーーーンッ!!!!!?」



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