千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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361: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 15:46:29.44 ID:dd6+2abs0

絵里「行くわよ、グレイシア!!」
 「シア」

絵里「“ふぶき”!!」
 「シアアーーーー!!!!!」


繰り出された3匹目、グレイシアからの追加の“ふぶき”で一気に劣勢になる。


千歌「ぐ……!!」


前衛では、


 「ワゥッ!!!!」

 「ドパンッ!!!!」


どうにか、爪を引き剥がし、自身のタテガミの岩でルガルガンがサンドパンと撃ちあっているが、

後衛同士の戦いは完全にパワー負けしている。


 「バ、バクフーー……!!!」

千歌「! バクフーン!!」


完全に“ねっぷう”が押し負け、“ふぶき”によってバクフーンも凍り始める。

いや、それだけじゃない──。


千歌「……っ」


自分自身の吐く息が白い。

気付けば私の足元も凍り始めている。

肺に刺さる冷たい空気と、凍て付く寒さが集中力をどんどん奪っていく。


千歌「……ぐっ……しっかりしろ!!」


頭を振りながら、自分を鼓舞する。


絵里「……こおりタイプの真髄は場の支配」

千歌「……っ……?」

絵里「寒さは相手の思考能力を奪い、全てを雪と氷に閉ざしていくわ。もうここは私たちが完全に場を支配している」

千歌「……ぐ……」


だんだん足に力が入らなくなり、床に片膝をついてしまう。

床はもう雪だらけで、ついた膝が冷たい。


 「ワ、ワゥ……!!!」

 「バクッフゥ……!!!」


二匹にもどんどん雪が降り積もり姿が見えなくなっていく。

指示を──出さなきゃ。

頭ではそう思ってるはずなのに、


千歌「は……はっ……」



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