千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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359: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 15:43:28.00 ID:dd6+2abs0

サンドパンは床に爪を突きたて、そのまま床ごとぐらぐらと揺する。


 「バ、バクフーー」
千歌「バクフーン、落ち着いて!!」


大きな揺れに動揺を見せるバクフーン。

私は揺れる足元に視線を落とし、転ばないようにしていると、


絵里「ふふ、足元ばっかり見てちゃダメよ」


絵里さんが意味深なことを言う。

直後──バキ、バキリ、と何かが砕けるような嫌な音が頭上から聞こえてくる。


千歌「……な、何!?」


咄嗟に天井を見上げると──いつの間にか天井に出来ていた大きなつららが、落っこちてきていた。

“つららおとし”だ……!!


千歌「“ふんか”!!」
 「バクフーーーーンッ!!!!!!!!!」


咄嗟に頭上に向かっての爆炎でつららを溶かす。

だが、炎を防御に使ってしまったために、前方からの攻撃に無防備に──


絵里「サンドパン! “アクアテール”!!」
 「ドパンッ!!!!!!」


サンドパンが身を捻って、みずタイプの尻尾攻撃を繰り出してくる。

避けきれない。


千歌「っく!!」


私はバクフーンとサンドパンの間に向かってボールを投げる。


 「ワッフッ!!!!」
千歌「しいたけ!! “コットンガード”!!」


飛び出した、しいたけが毛皮を膨らませ──ボフっと音を立てながら、サンドパンの尻尾を受け止める。


 「ド、ドパン……!!」


攻撃を受け止められ、焦ったサンドパンに向かって、


千歌「“ずつき”!!」
 「ワッフッ!!!!」


頭突いて反撃。

だが、


絵里「サンドパン!! “いかりのまえば”!!」

 「ドパンッ!!!!」

 「ワゥッ!!!?」



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