千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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351: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 14:10:55.71 ID:dd6+2abs0

にこ「ルカリオはマリルリが……ルガルガンはクチートが押さえたわ」

千歌「……っ」

にこ「じゃあ、今度こそニンフィア……!!」
 「フィァァ……!!!」


ニンフィアが息を吸う。“ハイパーボイス”の予兆。


千歌「──……それを待ってたんです!!」

にこ「……は?」


言葉と共に──ヒュン! と音がする。


にこ「!? な、なんの音……!?」


にこさんがキョロキョロと周囲を見回す。


にこ「……何もない……? こけおどしとは小細工使ってくれるじゃない!! ニンフィア、決めてやりなさい!! “ハイパーボイス”!!!」
 「…………」

にこ「……ニンフィア?」
 「フィ……ア……」


ニンフィアが突然、パタリと倒れる。


にこ「ニンフィア!?」


にこさんが傍らのニンフィアを見ると──ニンフィアは攻撃を受けて、戦闘不能になっていた。


にこ「攻撃!? いつのまに……!?」

千歌「確かに、ルカリオもルガルガンも速いけど……もっと速い攻撃があったとしたら? それこそ、“ハイパーボイス”みたいに!」

にこ「もっと、速い……空気の振動……まさか!?」

千歌「そうです! 空気です!!」
 「ゼルルルッ!!!!!!」


フローゼルが尻尾を高速回転させながら、声をあげる。

ニンフィアを攻撃したのは他でもない。──“かまいたち”だ。

音波で攻撃する、ということは攻撃の瞬間口を大きく開かないといけない。

口の中なんて、どう考えても急所でしかない。

固定砲台のように、大技を繰り出すニンフィアの急所に攻撃を叩き込むこと、フローゼルはずっとソレを狙っていたのだ。


千歌「“かまいたち”!!」
 「ゼルッ!!!!!」


再度、フローゼルから空気の刃が飛び出し、


 「マリッ!!!?」


今度はマリルリを切り裂く。


にこ「っく……!! “アクアジェット”!!」
 「マ、マリッ!!!!」


距離を詰めるために飛び出そうとしてくるマリルリ──



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