千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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349: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 14:06:30.96 ID:dd6+2abs0

“ハイパーボイス”を封じられた瞬間、にこさんは咄嗟に技を変えてくる。

月のエネルギーを攻撃に変えたフェアリー技が飛んで来る。

エネルギー技なら撃ち合える……!!


千歌「ルカリオ! “ラスターカノン”!!」
 「グゥォッ!!!!!」


ルカリオは対抗する形ではがねのエネルギーを集束して、発射する。

フィールド中央で二匹の攻撃がぶつかり合い──相殺する。

でも、これでまたニンフィアは“ハイパーボイス”が使える状態になってしまった。

とにかく、まずはニンフィアだ……!!


千歌「ルカリオ!! “しんそく”!!」
 「グゥォッ!!!!!」


床を蹴って、ルカリオが飛び出す。


にこ「マリルリ!!」
 「マリッ」


再びフィジカル担当なのか、マリルリが前に出てくる。

こうしてニンフィアを守りながら、範囲攻撃で制圧するのが、にこさんの戦い方なんだろう。


千歌「なら……!! ルガルガン、行くよ!!」
 「ワォーーーンッ!!!!!」

にこ「! あのときのルガルガンね……!!」


私はルガルガンを繰り出す。


千歌「“アクセルロック”!!」
 「ワォンッ!!!!」


ルガルガンは天井や壁を跳ね回りながら、軌道の読めない高速軌道で接近する。


にこ「速い……厄介ね」


 「グゥォッ!!!!!」「ワォーーーーンッ!!!!!!」

二匹のポケモンが軌道の読みにくい高速技で翻弄する。


にこ「なら……マリルリ、“ばかぢから”!!」
 「マリッ!!!!!」


マリルリが突然地面を殴りつける、

すると、


千歌「わわ!?」


建物がぐらぐらと揺れる。

それによって、


 「グォッ!?」 「ワゥッ!!!」


床や壁や天井を蹴って加速していた二匹の動きが一瞬鈍る。



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