千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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327: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 00:55:43.76 ID:dd6+2abs0

 「ピィィィィィ!!!!!!!!!!」

 「ピ、ピジョォォォォ!!!!!!」


そのまま、猛禽の脚でピジョットの首に掴みかかる。

そして、私は──ザブン!! と再び水中に落下し、


 「──ゼルッ!!!!」


すぐさま、下からフローゼルが私の身体を持ち上げる。


梨子「く……!!」

千歌「ムクホーク!! そのまま、湖まで引き摺り落としちゃえ!!」

 「ピィィィィ!!!!!!!!」


空中戦は梨子ちゃんを運んでいる分、空中制御が利かないピジョットが不利な状態のまま、湖面に向かって墜落してくる。


千歌「行ける……!!」


そう思った矢先、


 「ネォォッ!!!!」

千歌「!?」


突然、目の前に飛び出してきた、ネオラントが激しく閃光した。


千歌「い゛っ!!!」


至近距離で強烈な発光に目を焼かれ、変な声が漏れる。


千歌「フ、“フラッシュ”……っ」


完全に予想外の方向から攻撃に全く対応が出来なかった。

無理矢理、目を開けるが──

視界がぼやけて、うまく見えない。


 「ピィィィィ!!!!?」

千歌「!? ム、ムクホーク!? どうしたの!?」


上空からムクホークの鳴き声。声がする方に顔を向けはするものの、目を潰されてしまって、何が起こってるのかがわからない。

──いや……ぼやける視界の中で、僅かに七色に光る眩い輝きが見て取れた。


千歌「……!! メガシンカ……!!」


あの輝きは、梨子ちゃんのメガブレスレットと反応して、姿を変えたメガピジョットのものだ……!!


梨子「ピジョット!! “ぼうふう”!!」
 「ピジョットォォォォォ!!!!!!!」

 「ピィィィィィィィ!!!!?」

千歌「……っ!!」



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