千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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325: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 00:52:57.61 ID:dd6+2abs0

背面上方から声が飛んで来る。

反射で咄嗟に後ろに向かってボールを放る。


千歌「ムクホーク!! “オウムがえし”!!」
 「ピィィィィ!!!!!!!」


飛び出したムクホークは即“エアスラッシュ”を真似て使用し、二匹の攻撃が空中でぶつかり合う。


千歌「……っ!!」


その隙に梨子ちゃんの声がした方に振り向くと──

ピジョットの脚に掴まって、湖の上を飛んでいる。

戦いの舞台は水中・空中戦に突入する。

── 一方で、


 「ゼルルルッ!!!!!!」

 「ヴォッフッ!!!!!!」


フローゼルがムーランドに噛み付きながら、滝つぼに向かってムーランドを引っ張っているところだった。


梨子「ムーランド!!? 今行くよ!!」
 「ピジョッ!!!!!」


梨子ちゃんが、ピジョットと一緒に滝つぼの方へ飛び出し──


梨子「フローゼルをどうにかしないと……!! ネオラント、お願い!!」
 「ネォ〜〜」


滝の方向に向かって、ネオラントを繰り出す。


千歌「ムクホーク! 私たちも追うよ!」
 「ピィィッ!!!!!」


水面近くまで寄ってきてくれたムクホークの脚を掴んで飛び出す。


曜「ラプラス! 滝の方まで距離を取りながら進むよ!」
 「キュゥ〜〜〜」


背後では審判の曜ちゃんが追ってきている。

その周囲には、


 「タマ〜〜」


タマンタも従えて、もし私たちが溺れたりしたらいつでも助けてくれる準備が整っているようだった。

お陰で全力で戦える……!


梨子「ネオラント! “シグナルビーム”!!」

 「ネォォ〜〜〜」


ネオラントがムーランドを引っ張って移動するフローゼルに向かって、ビームを放ってくる。


 「ゼルッ!!!?」


迫る極彩色のビームに気付いたフローゼルが声をあげる。



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