千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/17(金) 00:51:45.35 ID:dd6+2abs0
千歌「って、やば!?」
梨子「ムーランド!! そのまま、湖までもつれ込んで!!」
「ヴォッフッ!!!!!!」
千歌「ルガルガンは水は苦手なんだって!!! ブレーキ!! ブレーーキ!!!!!」
「ワォーーーーーンッ!!!!!!!」
ルガルガンは“かたいツメ”を地面に立てながら、ブレーキを掛ける。
──が、間に合わない。
二匹はそのまま、湖へと投げ出される。
千歌「くっそぉっ!!!」
私は二匹を追って、そのまま湖へと身を投げる。
梨子「千歌ちゃん!?」
梨子ちゃんはそんな私の姿を見て、驚いた顔をしていたが──
──ザブンッ!! と音を立てて、湖に潜る。
水中で目を開けると……。
「ワ、ワォゥ……ッ」
「ヴォッフッ!!!!」
水中でもなお組み合ったままの二匹。
ただ、ムーランドはやや余裕がある。
一方ルガルガンはジタバタともがきながら、今にも水底に引きずり込まれそうだった。
私は次なるボールを放る──
「ゼルルル!!!!!!」
飛び出した、フローゼルにハンドシグナルでムーランドを指差して指示を出す。
「ゼルッ!!!!!」
簡易的な指示を受けてフローゼルが飛び出す──“アクアジェット”!
「ゼルルルッ!!!!!!!」
「ヴォフッ!!!?」
水の中でルガルガンを引きずり込もうとしている、ムーランドに突進し引き剥がす。
その隙に、私は溺れかけのルガルガンをボールに戻してから、水上に顔を出す。
千歌「──ぷはっ!!」
水面に顔を出すと──
梨子「──ピジョット!! “エアスラッシュ”!!」
「ピジョットォォォォォ!!!!!!!!!」
千歌「!?」
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