千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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320: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 00:44:24.31 ID:dd6+2abs0

さて、二匹目はどうやらドッグラン出身の同郷対決のようだ。

ルガルガンVSムーランド。


 「ヴォッフ……」


ムーランドは毅然とした態度でどっしりと構えている。


千歌「…………」
 「ワォン」


ルガルガンも戦意は十分だが……。


梨子「……来ないなら、こっちから行くよ!! ムーランド!! “こおりのキバ”!!」
 「ヴォッフッ!!!!!」


ムーランドが飛び出してくる。

キバに冷気を帯びさせ、


 「ヴォッフッ!!!!!」


そのままルガルガンに噛み付こうと大きく口を開く。

勢いを載せて突っ込んでくるムーランドに向かって──


梨子「──“カウンター”するつもりだよね」

千歌「!?」


──バレてる!?


梨子「ムーランド!! 地面!!」
 「ヴォッフッ!!!!」


ムーランドはルガルガンに攻撃せず、地面にキバを立てる。

キバを立てた地面に冷気が伝播し、

──バキバキバキ!! と音を立てながら、氷柱が地面から飛び出しながらルガルガンに迫る。


 「ワ、ワォンッ!!!?」


完全に“カウンター”の体勢を取っていたルガルガンは予想外の攻撃に完全に面食らっていた。


 「ワゥッ!!!?」


避ける余裕もなく、突き出る氷柱に突き飛ばされ、宙を浮いたところにすかさず、


梨子「“アイアンヘッド”!!!」
 「ヴォッフッ!!!!!!」


ムーランドの鋼鉄の頭突きが炸裂する。


 「ギャウッ!!!」

千歌「!! ルガルガン!!」


完璧に攻撃が直撃したルガルガンは一直線に洞窟の入口の方に吹っ飛んでいく。


千歌「っく……!!」



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