千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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319: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 00:43:09.69 ID:dd6+2abs0

千歌・梨子「「“とっしん”!!!」」
 「ワゥッ!!!!!」 「ブルルッ!!!!!」


二匹が同時に走り出す。

小細工なしのただの“とっしん”だ。

──ドズン!!!

と鈍い音を立て、


 「ワゥッ……!!!」

 「ブルルッ……!!!!」


二匹がお互いの攻撃によって、同時に吹っ飛ぶ。


千歌「しいたけ!!」

梨子「メブキジカ!!」


梨子ちゃんともども、吹っ飛んだ自分の手持ちに駆け寄ると、


 「ワゥ……」

 「ブルル……」


二匹は今度こそ体力を使い果たし、気絶してしまった。


曜「しいたけ、メブキジカ戦闘不能!」


すかさず曜ちゃんがジャッジをする。


梨子「最初は相討ち……!」

千歌「……次!! 行くよ、ルガルガン!!」
 「ワォーーーンッ!!!!!!」

梨子「!!」


私はしいたけをボールに戻し、すかさずルガルガンを繰り出す。


千歌「“ドリルライナー”!!!」
 「ワォォンッ!!!!!!」


ルガルガンが身を捩りながら回転し、突撃する。


梨子「ムーランド!! “かたきうち”!!」
 「ヴォッフッ!!!!!」


飛んで来るルガルガンを、繰り出されたムーランドが前足で弾き飛ばす。


 「ワォンッ!!!!!」


弾き飛ばされ、進路をずらされたルガルガンは地面に爪を立てて勢いを殺しながら、ムーランドの向こう側で体勢を整える。


千歌「! そのムーランド、もしかして!」

梨子「ふふ、うん。ドッグランで千歌ちゃんと出会ったときに私を守ってくれてたムーランドよ」

千歌「じゃあ、梨子ちゃん……犬を克服出来たんだね……!」

梨子「うん、お陰様で。だから、ルガルガンも遠慮しなくて大丈夫だからね!」

 「ワォーンッ」



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