千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/16(木) 13:05:18.10 ID:E6ygtKl90
最後の最後で絶望的なパワーの差を見せ付けられる。
どうする……?
そのとき、
──カタカタと、腰のボールが震える。
千歌「……ルガルガン」
ルガルガンのボールだった。
戦いに出せと言っているのかもしれない。
千歌「……わかった、ルガルガン!! お願い!!」
私はルガルガンを繰り出す。
ボールから飛び出した、ルガルガンは──
「……」
落ち着いていた。
千歌「ルガルガン……?」
戦闘に出ることを自ら望んでいたことから、勝手に戦意が高揚しているものだと思い込んでいたけど、
「ワォン」
千歌「……」
ルガルガンは小さく鳴き声をあげながら、こちらに流し目を配らせてくる。
まるで、私に向かって「落ち着け」とでも言わんばかりに、
千歌「……そうだね。焦っても仕方ないもんね」
私は呼吸を落ち着けるために、
千歌「……すぅー…………はぁー…………」
いつものように深呼吸をする。
酸素が全身に巡ってきて、なんだか視界も思考も少しだけ、すっきりしてくる。
──相手の攻撃は猛スピードから繰り出される針による刺突攻撃。
避けるのは実際問題難しい。
なら受け止めるしかない。
英玲奈「……落ち着いているところ、悪いが、攻撃させて貰うぞ……!! “ミサイルばり”!!」
「ブブブブーンッ!!!!!」
再び、“ミサイルばり”が飛んで来る。
私は目をしっかり開き、
真っ直ぐ指を指す。
千歌「……一発たりとも針を通さない」
飛んで来る針の先端に向かって──
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