千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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306: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/16(木) 13:04:05.31 ID:E6ygtKl90

咄嗟の指示でうまく相手の急所が見抜けなかった。

結果、逆に急所を晒し、スピアーに一方的に撃ち負けてしまったようだった。


千歌「……ごめんね、ルカリオ……私の判断ミスだ。戻って休んで」


ルカリオをボールに戻す。


英玲奈「……ルカリオが切り札だと言っていたな。切り札不在で私のスピアーを倒せるかな?」

千歌「……行くよ!! ムクホーク!!」
 「ピィィィィ!!!!!!」


ムクホークが私の元から飛び出す。


千歌「“すてみタックル”!!」
 「ピィィィ!!!!!!」


いつも通りムクホークが猛スピードで飛び出す。


英玲奈「スピアー!! “どくづき”!!」
 「ブブーーーンッ!!!!」


前方に突き出されるスピアーの毒針。

一直線に、ムクホークのクチバシとスピアーの毒針がぶつかり合い。

直後──ヒュン、と私のすぐ横を猛スピードで何かが通り過ぎた。


千歌「……え?」


目を見開く。

驚いたまま、振り返ると、


 「ピ、ピィィィ……」


ムクホークが倒れていた。


千歌「……え……え……?」


パワーが自慢のムクホークが、吹っ飛ばされていた。


千歌「完全に力負けした……? しかも、一撃で……?」


一瞬にして数の有利を詰められてしまった。


英玲奈「先ほどルカリオを倒した“とどめばり”という技を覚えているか?」

千歌「“とどめばり”……」

英玲奈「あの技は、相手にトドメをさせたとき、使ったポケモンの攻撃力を爆発的に上昇させる技だ」

千歌「……!」


ただでさえ、想像の何倍も上を行く攻撃力だったのに、それが更に上昇してしまったということだ。

だから、ムクホークのパワーでも歯が立たなかった。


英玲奈「……さあ、次が最後のポケモンだな」

千歌「……」



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