千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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305: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/16(木) 13:02:25.15 ID:E6ygtKl90

千歌「ルカリオ!! 迎撃!!」
 「グゥォ!!!」


再び骨型波導の得物を手に持って、迎え撃つ。


千歌「“ボーンラッシュ”!!」
 「グォッ!!!!」


武器をブンブンと回転させ、飛んで来る針を撃ち落と──


 「グォァッ!!?」

千歌「!?」


──そうと思い、“ミサイルばり”を得物で弾いた瞬間、

思い描いていたような反射にならず、逆にその攻撃の威力に押され、得物を弾かれる。


千歌「ま、まずっ──!?」


そこに向かって、後続の針がルカリオに襲い掛かってくる。


 「グゥォッ!!!?」

千歌「ル、ルカリオ!!」


避けきれずに“ミサイルばり”が直撃し、吹っ飛ばされるルカリオに向かって、


 「ブブブーンッ」


スピアーが猛スピードで迫る。


 「グゥォッ!!!」


床を転がりながらも咄嗟に受身を取って、体勢を整える。


 「ブブーーーーンッ」


迫るスピアー。

逃げ場はない。


千歌「迎え撃て!! “はっけい”!!」
 「グゥォッ!!!!!」

英玲奈「“とどめばり”!!」
 「ブーーーーンッ」


スピアーがお尻の針を突き出してくる。

ルカリオは波導を腕に集中させ、構える。

──二匹の攻撃が交差した。

二匹がすれ違い、スピアーはルカリオの背後に飛び立ちながら、サマーソルトして英玲奈さんの前方辺りに戻って行く。

一方──


 「グゥ…ォ…」


ルカリオは膝から崩れ落ちた。


千歌「……ルカリオ!!」



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