千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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301: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/16(木) 12:57:06.10 ID:E6ygtKl90

千歌「ここからは切り札で圧倒する……!! ルカリオ!!」
 「グゥォッ!!!!!」


ルカリオを繰り出す。そして、頭の右側で自分の髪を留めている“メガバレッタ”に触れる。


千歌「メガシンカ!!」
 「──グゥォ……!!!」


メガバレッタと共にルカリオが光り輝き、メガルカリオに姿を変える。


英玲奈「メガシンカ……!! いいだろう、クワガノン!! “かみなり”だ!!」
 「クワガーーー……」


クワガノンのアゴがバチバチとスパークすると、それに反応するかのようにジムの天井に稲光が走る。

──雷の予兆。


千歌「ルカリオ!」
 「グゥァッ!!!!!」


ルカリオは“ボーンラッシュ”の要領で作り出した、骨状に固めた波導を、

床に突き刺す、

次の瞬間──落ちてきた、雷は、


英玲奈「! なるほど……よく考えている」


──その骨に向かって落ちてくる。


英玲奈「即席の避雷針というわけか! クワガノン、“アクロバット”!!」
 「クワガーーー!!!!!」


今度はクワガノンが高速で飛び周り撹乱するような動きで近付いてくる。


千歌「ルカリオ、落ち着いて」
 「グゥォ」

千歌「落ち着いて……狙いを定めて──」
 「グゥァ」

千歌「“はどうだん”!!」
 「グゥォッ!!!!」

 「クワガッ」


“はどうだん”は飛び回るクワガノンをしっかり捉え、迎撃する。


英玲奈「っく……“でんじほう”!!」
 「クワガーーー!!!!!」


再び撃ち出される強力な“でんじほう”


 「グゥァッ!!!!」


ルカリオは先ほど突きたて、避雷針にした骨を引き抜いて、そのまま上に振り抜く形で──

──バチン! “でんじほう”を上に向かって弾き飛ばす。


英玲奈「“ハサミギロチン”!!」
 「クワガーーーー!!!!!!」



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