千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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302: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/16(木) 12:58:25.75 ID:E6ygtKl90

一撃必殺のアゴを構え、飛び出してくる。

──落ち着いて。

攻撃の軌道を読め──


 「クワガーーー!!!!!」

千歌「ルカリオ!! そこ!!」
 「グゥォッ!!!!!」


開かれたハサミの丁度真ん中──


千歌「“はっけい”!!」
 「グゥォッ」


ルカリオの突き出した腕にぶつかると同時に、クワガノンはハサミを閉じ──る暇もなく、


 「ガーーーーッ!!!!!!」


波導のパワーによって、後ろの方に吹っ飛ばされたのだった。


英玲奈「クワガノン!」
 「クワ、ガーー……」


吹っ飛ばされ、ジムの壁に激突したクワガノン。戦闘不能だ。


英玲奈「……強力だな、メガシンカのパワーは」

千歌「私の自慢の手持ちです!」

英玲奈「……そうか、なら止むを得ない。だが、負けるつもりはない、行くぞシュバルゴ!!」
 「シュバーールゴッ!!!!!」


英玲奈さんの4匹目はシュバルゴ。

 『シュバルゴ きへいポケモン 高さ:1.0m 重さ:33.0kg
  高速で 飛び周り 鋭い 槍で 相手を 突く。 不利な
  相手にも 勇敢に 立ち向かう。 チョボマキから 奪った
  殻で 出来た 鋼鉄の よろいが 全身を ガードする。』


 「シュバルッ!!!!」


シュバルゴは図鑑通り、高速で飛びながら、ルカリオに迫ってくる。


英玲奈「“ダブルニードル”!!」
 「シュバルッ!!!!!」


シュバルゴは両手の槍を突き出しての刺突攻撃。


千歌「ルカリオ! 受け止めて!」
 「グゥォッ!!!!!」


それを真正面から、両の手で受け止める。

二本の槍はルカリオを刺すか刺されるかの競り合いになる。


 「シュバァァルッ!!!!!」


シュバルゴが気合いとパワーで一気に槍を前に突き出すが──


千歌「“アイアンヘッド”!!」
 「グゥォッ!!!!」



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