千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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298: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/16(木) 12:54:02.41 ID:E6ygtKl90

千歌「フローゼル!! キミのやる気を尊重するよ!」

 「ゼルルッ!!!!!」

千歌「……ふぅー……」


集中、位置関係を把握しろ。

オニシズクモは私とフローゼルに挟まれた立ち位置のまま、私に背を向けて、フローゼルにゆっくり迫っている。


英玲奈「……何かしようとしているな」


英玲奈さんが私たちの様子に何かを感づいたようだ。


英玲奈「だが、させんぞ……! オニシズクモ!! “アクアブレイク”!!」

 「シズク、モ」


オニシズクモが水泡を地面に向かって振り下ろす。

その瞬間、攻撃に移行しようとして、水泡内の水が一瞬だけ外に向かって溢れ出す──


千歌「──そこ!!! “かまいたち”!!」

 「ゼーールゥッ!!!!!!」


フローゼルの周囲の空気が刃となって飛び出した。


英玲奈「……!」


その刃はオニシズクモの“すいほう”の中に飛び込み、


 「シズ…」


水泡で守られていたオニシズクモの頭部を直接切り裂く。


 「シズ、ズ」

千歌「効いてる……!!」


やっぱり読みは外れてなかった。

攻撃の瞬間、あの水泡は外に向かってエネルギーを放出する。

その一瞬だけは、水泡の膜を通りぬけやすくなるんだ……!


英玲奈「なるほど、考えたな。だが」

 「シズ、クモ……」

英玲奈「威力不足だ」

 「クモ」


オニシズクモはそのまま、頭を振るって、


 「ゼルッ!!!」


“アクアブレイク”を地面に打ち付け、先ほど同様フィールドごと、フローゼルを吹き飛ばす。


千歌「……!!」

 「ゼルッ!!!!」



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