千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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296: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/16(木) 12:50:05.16 ID:E6ygtKl90

攻撃はバクフーンに直撃すると共に、一気に水のエネルギーを膨らませ──


千歌「だわぁっ!!?」


とてつもない衝撃波になって、爆発する。


 「バクフッ!!!?」


バクフーンはその攻撃力で、バトルスペースから吹き飛ばされ、トレーナースペースにいた私のすぐ脇をすり抜け、ジムの背後まで吹っ飛ばされてしまった。


千歌「!! バクフーン!!」
 「バ、バクフー……」

千歌「……! 戻って、バクフーン」


戦闘不能だ。バクフーンをボールに戻す。

どう見ても、ただの頭突きだったのに……なんて威力だろう。


英玲奈「……オニシズクモの特性は“すいほう”。炎から受けるダメージを減らし、水の威力を倍増させる」

千歌「……っく……」


私の手持ちにはみずタイプに有利なポケモンが居ない。

……なら、


千歌「目には目をだよね! 水には水で! フローゼル!!」
 「ゼルルルッ!!!!!!」


フローゼルを繰り出す。


千歌「“ハイドロポンプ”!!!」
 「ゼーーールゥゥゥゥゥ!!!!!!!!」


バクフーンを倒したばかりで、まだ距離の取れていないオニシズクモに向かって、フローゼルから強力な水流が放たれる。


英玲奈「“アクアブレイク”!!」

 「シズ、クモ」


だが、オニシズクモが再び水泡を被った頭を振るうと、


千歌「う、うそ!?」


大きな衝撃と共に、“ハイドロポンプ”を頭突きで消し飛ばす。


英玲奈「“とびかかる”!!」
 「シズ、ク」

千歌「……っ! “こうそくいどう”!!」
 「ゼルゥーー!!!!!」


跳びかかって来るオニシズクモの下をすり抜けるように、フローゼルがダッシュする。

さっきのペンドラーとは打って変わって、動きは遅いのに、こちらの攻撃がうまく通らない。


 「シズ、ク」


オニシズクモはフィールド中央に躍り出たフローゼルの方向へ、のそのそと振り返り、



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