千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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294: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/16(木) 12:46:23.19 ID:E6ygtKl90

“ほのおのちかい”を避けて、コの字を描きながら、バクフーンの側面に迫るペンドラー。


英玲奈「終わりだ!! “すてみタックル”!!」

 「ペンドラァァァァァァ!!!!!!!!」


更にスピードを上げ、最後の一撃を叩き込みに来る、ペンドラー。


千歌「──足元!!」
 「バクフッ!!!!!」

英玲奈「!?」


私の指示で、バクフーンが前傾姿勢になる、

──最初から、炎の壁で倒すつもりだったわけじゃない。

一瞬、判断の時間を稼ぎたかっただけだ。


 「ドラァァァァ!!!!!!!」


迫るペンドラーに対して、掬い上げるように、前足を刺し込み、


千歌「“カウンター”!!!」
 「バクフッ!!!!!!」


ペンドラーを背後に向かって放り投げた。


英玲奈「何……!? ペンドラー!」

 「ドラァァァ!!!?」


とてつもないスピードのまま、背後に放り投げられたペンドラーは、

──ズドォン!! と大きな音を上げて、ジムの壁に激突した。


 「ド、ラァァ……」


ペンドラー、戦闘不能だ。


千歌「よしっ! ナイス、バクフーン!!」
 「フーンッ!!!」

英玲奈「……ふむ。ここまで勝ち抜いてきたトレーナーと言うだけはあるようだな。戻れ、ペンドラー」


英玲奈さんはペンドラーをボールに戻す。


英玲奈「次だ、行くぞ! オニシズクモ!」
 「シズ、ク」


二匹目はオニシズクモ。


 『オニシズクモ すいほうポケモン 高さ:1.8m 重さ:82.0kg
  普段は 水の中で 過ごす。 見かけに よらず 面倒見が
  良く 弱く 小さな 仲間を 見つけると 水泡の 中に 入れて
  守る。 水の 中でしか 呼吸できないので 水泡を 被っている。』


頭に大きな水の塊を被っているクモのようなポケモンだ。


英玲奈「オニシズクモ! “かみつく”だ!」
 「シズ、クモ」



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