千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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293: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/16(木) 12:42:53.07 ID:E6ygtKl90

 「ドラァァ!!!!!」

千歌「っ!!」


ペンドラーは既に次の攻撃の為に距離を詰め終えていた。


英玲奈「“メガホーン”!!」

 「ドラァァァァ!!!!!!」

 「バクフゥッ!!!!!」


そのまま、頭の角で突き飛ばされ、バクフーンは地面を転がる。


千歌「バ、バクフーン!! 一旦距離を──」

英玲奈「“メガホーン”!!」

 「ペンドラァァァ!!!!!!!」

千歌「!!」


体勢を立て直す暇もなく、


 「バクフーーッ!!!?」


バクフーンに再び“メガホーン”が炸裂する。

──相手が速すぎる……!!

いや、というより……。


千歌「“かそく”してる!?」

英玲奈「……気付いたか、だが気付いても、もうこの速さには追いつけないだろう」


猛スピードでペンドラーが更なる追撃を迫ってくる。

どんどん“かそく”しているせいでもう手が付けられない。

……でも、


千歌「動きは読める!! バクフーン!!」
 「バクフッ!!!!」


逆に速すぎて曲がれないはずだ、


千歌「“ほのおのちかい”!!」
 「バクフーー!!!!!!」


バクフーンが地面を叩くと、目の前に火柱が発生する。

真正面から猛スピード突っ込んでくるなら、壁を作ってしまえばいい、


英玲奈「良い判断だ……だが」

 「ペンドラァァァァ!!!!!!」

千歌「……!!」


ペンドラーは雄叫びをあげながら、火柱の直前で直角に曲がって進路を逸らす。


英玲奈「速くなっても、回避くらい出来る」

千歌「……っ!!」



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