千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/12(日) 00:24:36.71 ID:DoNfZkVt0
曜「千歌ちゃん……」
あれから何分経った……?
5分くらい……10分は経ってない思うけど、激しい戦闘のせいで正確な時間の感覚を失っていた。
曜ちゃんの表情はどんどん絶望の色に染まっていく。
「バァァァーーーールッ!!!!!!!」
善子「アブソルッ!!!! “かまいたち”っ!!!!!」
「ソォォルッ!!!!!!!」
曜「千歌……ちゃん……」
絶望に染まった声をあげ続ける曜ちゃん。
善子「……いい加減にしなさい……っ!!」
その胸倉に、善子ちゃんが掴み掛かる。
梨子「善子ちゃん!?」
善子「いつまで、そうしてるの!? さっさと割り切って戦いなさいっ!!!」
曜「で、も……千歌ちゃん、が……っ……」
曜ちゃんは泣いていた。
彼女は海に詳しいと聞いた。海難事故についても人より詳しいのかもしれない。
もしかしたら……頭の何処かで、もう千歌ちゃんの安否が絶望的なのがわかってしまっているのかもしれない。
善子「泣きたいのは私だって同じよ……っ……!! 千歌は私にとっても……っ……!!」
善子ちゃんが言葉を詰まらせながら、曜ちゃんに向かって声をあげる。
ポロポロと涙を流しながら。
曜「善子……ちゃん……」
善子「でも、こんなところで私たちが黙ってやられること、千歌が望むわけないでしょっ!!!」
曜「……っ!」
善子「千歌が身を賭して残してくれたチャンスなのよっ!! 私たちは負けちゃダメなのっ!! お願い、だから……!!」
梨子「……善子ちゃん……」
きっと、善子ちゃんの心も、限界なんだ。
曜「……ごめん、戦う」
その様子を見て思うことがあったのか。曜ちゃんはよろよろと立ち上がる。
曜「ふー……カメックス……!! “ハイドロポンプ”……ッ!!」
「ガメェーーー!!!!!!!」
善子「……アブソル!! “かまいたち”……!!」
「ソォルッ!!!!!」
少しだけ立ち直ってくれたのか、曜ちゃんが加勢してくれるお陰で、多少攻撃が捌かれ始める。
曜「……ぅ……っ……ぐっ……っ……」
善子「……っ……」
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