千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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243: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/15(水) 13:54:24.48 ID:YHpk3Rh50

あんじゅ「……ことりがね、言っていたの」

曜「?」

あんじゅ「まだコンテストライブは過渡期だって」

曜「過渡期……ですか」

あんじゅ「まだまだルールを洗練出来るし、もっともっとポケモンたちの魅力を伝えられる場として、もっともっと発展出来る可能性を秘めてる素敵な場所なんだって」

曜「ことりさんが……」

あんじゅ「ことりは、もっと多くの人が、ポケモンたちの魅力に気付ける場所にしたい、その機会と出会える場所にしたいって言っていた。それがあの子がコンテストに懸ける信念」


あんじゅさんは私の目を真っ直ぐ見つめながら、


あんじゅ「曜、あなたにとってコンテストは……どういう場所であってほしい?」


問うてくる。


曜「……私は──」


少し考える。

私にとってコンテストって、どんな場所だろう。

自分が考えた最高の衣装を皆に披露して、それを受け止めてもらって、認めてもらえる場所……。

……うぅん、ちょっと違うな。


曜「……笑顔になれる場所、かな」

あんじゅ「笑顔になれる場所?」

曜「……私がコンテスト会場に訪れた理由なんですけど……実は野生のポケモンとのバトルですごい怖い思いをして……バトルが怖くなって、この先どうしようか、すごく迷ってたんです」


スタービーチでのドヒドイデとのバトルで、本当に怖い思いをした。


曜「そんなときに、先輩トレーナーに薦められて、コンテスト会場を訪れて……そしたら、ポケモンもコーディネーターさんも……それだけじゃない、観客の皆もすごく楽しそうで、キラキラしてて……。気付いたら私もそのキラキラから目が離せなくなってて」


自分で言ってて、思い出して、気付く。



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