千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/15(水) 13:55:30.93 ID:YHpk3Rh50
曜「私……コンテストがあったから、また笑顔になれた。……怖い思いしたけど、ポケモンを嫌いにならずに居られた」
あんじゅ「……そっか」
曜「だから……皆がキラキラ眩しい笑顔で笑って、ポケモンと一緒に何かを表現するのって、素敵なんだなって、そう思える場所になってくれたら……うぅん、そうあり続けてくれたら……嬉しいです」
あんじゅ「……ふふ、やっぱり、わたしの目に狂いはなかった……すごく素敵な考えだと思うわ」
あんじゅさんはわたしの言葉を聞いて優しく微笑んでくれる。
曜「あ、ありがとうございます」
なんかちょっぴり恥ずかしい。
あんじゅ「ますます、一緒にコンテストを作って行く仲間に欲しくなっちゃったけど……それは、グランドフェスティバルが終わってからにするわ」
そう言ったあと、あんじゅさんは手を差し伸べてきた。
あんじゅ「……グランドフェスティバル。お互い全力で、訪れた誰もが笑顔になれるような、素敵なコンテストライブにしましょう」
曜「……はい!」
私はその手を強く握る。
このあと二人でゆっくり談笑をしながら過ごす。
コンテストについて語るたびに、あんじゅさんは嬉しそうに話を聞いてくれて──。
そんなあんじゅさんたちと戦う最後の決戦のステージが……いよいよ、始まるんだ。
コーディネーターの頂点を決める大会、グランドフェスティバルが──
そんなことを考えながら、フソウタウンでの夜は更けていくのでした……。
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