千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
1- 20
233: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/15(水) 03:22:00.09 ID:YHpk3Rh50

梨子「ここまで、いろんなことを考えながら旅をしてきました……」

ことり「……!」

梨子「これが……その中で、仲間たちと向き合って、見つけた答えです!!」

 「ガニュゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!」


メガニウムが声をあげる。

引き寄せられたジュナイパーに向かって、繰り出す──この一撃。


梨子「──“おんがえし”!!!!!!」
 「ガッニュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


──全てを込めた、全力の一撃を、一発の頭突きに込めて、ジュナイパーにぶちかました。


 「ジュ……ナ……」


脳天に渾身の一撃を食らったジュナイパーは、白目を剥いて、崩れ落ちた。


 「ガニュゥゥ……!!!!」
梨子「……やった……。……やった……!!」


私はフィールドに走り出す。


梨子「メガニウム!!!!」
 「ガニュゥッ!!!!!!」


私はメガニウムに抱きつく。


梨子「やった!!!! 私たち、勝ったよ!!!!」
 「ガニュゥゥッ!!!!!!」

梨子「みんなの力で……勝てたよ……っ……」
 「ガニュゥッ」


なんだか、急に力が抜けて、もたれかかるようになりながら、何故だか涙が溢れてきた。


梨子「ありがとう……っ……みんな……っ……。……ここまで、わたしと一緒に、たたかってくれて……っ……ありがとう……」
 「ガニュ」


そんな私の頬をメガニウムが舐めてくる。


ことり「……ふふ、“おんがえし”か」

梨子「! あ、ご、ごめんなさい……!! まだ、決着宣言が……」


バトルが終わる前に飛び出すなんて、少しマナーが悪かった。


ことり「うぅん。正真正銘、梨子ちゃんの勝ちだよ」


ことりさんはジュナイパーをボールに戻しながら、そう言う。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
460Res/895.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice