千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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225: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/15(水) 03:08:37.35 ID:YHpk3Rh50

梨子「“かたきうち”!!!」

 「ヴォッフッ!!!!!!!」


仲間のかたきを討つために、強力な体当たりをぶちかます。


 「カバシィィィッ!!!!!?」


体重を乗せた、苛烈な攻撃はドデカバシを一気にぶっ飛ばし、

ドデカバシはジム後方の壁に叩きつけられた後、


 「カ、カバシ……」


戦闘不能になった。


ことり「……戻れ、ドデカバシ」


さあ、残りの手持ちはお互い2匹。


ことり「お願い、バルジーナ!」
 「バルバァルッ」

梨子「バルジーナ……!」


 『バルジーナ ほねわしポケモン 高さ:1.2m 重さ:39.5kg
  骨を 拾い 集めて 巣を 作る。 空から 地上を 観察して
  弱った 獲物を 脚で つかみ 骨の 巣まで 軽々と 運ぶ。
  骨で 着飾る 習性を 持つ。 カラカラの 骨を 好む。』


ことり「バルジーナ! “ボーンラッシュ”!!」
 「バルジィーー!!!!!」


バルジーナが羽の中から器用に骨を取り出し向かってくる。

振り下ろされる、骨を──


 「ヴォッフッ!!!!」


ムーランドは噛み付いて受け止める。


梨子「“かみくだく”!!」
 「ヴォッフッ!!!!!」


──バキリッ

音を立てて武器にしていた骨を“かみくだく”。

次の攻撃移ろうとした、瞬間、


梨子「!? い、いない……!?」


バルジーナが視界からいつの間にか消えていることに気付く。


 「ヴォッフ」


辺りを見回しながら、鳴き声をあげるムーランドの頭上に──影が差した。


梨子「!! 上!!」

 「ヴォッフッ!!!!」



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