千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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222: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/15(水) 03:03:29.52 ID:YHpk3Rh50

ことり「ドデカバシ!」
 「カバシッ」


ドデカバシがことりさんの声に反応して、クチバシをガバッと開ける。


ことり「“ロックブラスト”!!」
 「カバシィッ!!!!!」

梨子「!!」


ドデカバシから、岩のような大きさのタネが飛び出してくる。


梨子「“ぼうふう”!!」
 「ピジョットォォォ!!!!!!」


それを防ぐために、繰り出すのはまたしても“ぼうふう”。

巨大な“たつまき”となって目の前に旋風を起こすが──。

猛烈な勢いで飛んで来る、“ロックブラスト”は“ぼうふう”域に入っても全くそのスピードを衰えさせず。


 「ピ、ピジョォォォーーーーッ!!!!!」


ピジョットに続け様にヒットする。

いわ技はピジョットには効果は抜群だ。


梨子「遠距離で戦うのは不味い……!! “ブレイブバード”!!」
 「ピジョットォォォーーー!!!!!!!」


接近戦に持ち込む……!!

ピジョットが指示と共に一気に飛び出す。

一方ドデカバシは──


 「カバシィ……」


堂々と攻撃を待っている。

ただ、少しだけ様相が変わっていた。

──大きなクチバシが真っ赤に赤熱している。


 「ピジョットォォォォ!!!!!!!」


ピジョットの攻撃がインパクトした瞬間。

──ジュウウウウウウ!!!

と何かが焼け焦げる音。


 「ピ、ピジョォォォォォッ!!!!!!!」

梨子「……!?」


そして、苦しそうに鳴き声をあげながら、反射的に後ろに飛び退くピジョット。


ことり「加熱したクチバシ……触ると熱いよ!」

梨子「……っ!」


先ほど岩を撃ち出した熱によって、加熱されたクチバシ。それに驚き、ピジョットは怯んで後ずさってしまっている。

ことりさんは、その隙を見逃してはくれない。



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