千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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202: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/15(水) 00:27:05.38 ID:YHpk3Rh50

キュウコンが氷柱を駆け下りると同時に、氷の大結晶が砕け、大きな結晶が光を乱反射して会場を沸き立たせる。

そしてそこから、更に──


絵里「キュウコン、ライブアピール。“アイシクルグレース”……!」
 「コォーーーンッ」

 《 “アイシクルグレース” うつくしさ 〔 うつくしさ部門 こおりタイプの ライブアピール 〕 ♡♡♡♡♡
   キュウコン +♡♡♡♡♡
   Total [ ♡♡♡♡♡⁵♡♡♡♡♡¹⁰♡♡♡♡♡¹⁵♡♡♡♡♡²⁰♡♡♡♡♡²⁵♡♡♡♡♡³⁰♡♡♡♡♡ ] 》

 《 エキサイトゲージ【☆☆☆☆☆】⇒【★★★★★】 》


キュウコンが追加で放った冷気が、落ちてくる結晶たちを再び凍て付かせ、

それが先ほどとは違う形で結晶化し、さきほどとは違う輝きで会場中に光を落とす。


 「コォーーーンッ!!!!!!」


そして、次の瞬間、キュウコンの鳴き声と共に、その結晶たちは粉微塵に割れ砕け、その破片がダイヤモンドダストのようなうつくしい光の宝石となって会場中を踊る。


司会『美しい……本当に美しいです……!! 今回もしっかり決めてきました、Z技・レイジングジオフリーズ!! さらにそこから、“アイシクルグレース”を繋げました!! 素晴らしい……本当に素晴らしいアピールです!!』

絵里「……ふふ」


絵里さんが得意気に笑いを漏らす。

会場はその技の作り出す幻想的な氷の情景に目を奪われ。

他の参加者も、


カズマ「……」

コハル「……」


言葉を失っている。

もうこの会場はキュウコンと絵里さんのもの。

そう言わんばかりの空気の中──

──……再び巨大な氷柱が迫り出した。



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