千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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203: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/15(水) 00:28:39.47 ID:YHpk3Rh50

絵里「……!?」


今度はラプラスの真下に、


曜「ラプラスッ!!!」
 「キュゥゥゥーーーー!!!!!」


見よう見真似の刃物のようなジェスチャー、それに呼応するように光るラプラス。


絵里「そ、そんな!? まさか、Z技……い、いや違う、あれは……!!?」


そう、違う。この技はZ技ではない。

Z技の見よう見真似だ。


曜「“ものまね”!!」
 「キュゥゥゥゥゥーーーーー!!!!!!」

 《 “ものまね” かわいさ 〔 1つ前の ポケモンの アピールと 同じくらい 上手くできる 〕 ♡〜
   ラプラス +♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
   Total [ ♡♡♡♡♡⁵♡♡♡♡♡¹⁰♡♡♡♡♡¹⁵♡♡♡♡♡²⁰♡♡♡♡♡²⁵♡♡♡♡♡³⁰♡♡♡♡♡³⁵♡ ] 》

 《 エキサイトゲージ【★★★★★】 》


ラプラスの冷気が、再び大きな氷の結晶を形作り、


曜「ラプラス、フィニッシュ!!」
 「キュウッ」


ラプラスが氷柱を滑り降りる。

最初から最後まで見よう見真似で再現された技で。

──バキリ、

と音を立てて、再び大結晶が割れ砕け、会場に更なるダイヤモンドの輝きを散らせる。





    *    *    *





あんじゅ「……!!!」


あんじゅちゃんが目を見開いて立ち上がる。


ことり「絵里ちゃんは自分たちの技を過信してた」


唯一無二の個性であるZ技の存在。

だけど──


あんじゅ「“ものまね”なら直前のポケモンと全く同じアピールが出来る……!!」

ことり「そして、二次審査で追いついたっていうことは……」





    *    *    *





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